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0309-631号 医療ナビ:がんのリハビリ 今年度から保険適用になり、徐々に普及 [kensa-ML NEWS 【情報】]


 またまた投稿間隔が開いてしまいました。多くの激励メールをいただき、本当に感謝です。年度末という訳ではないのですが、色々な業務に追われ、ヒイヒイ言っております。但し元気にはしておりますので、ご心配なきように。でも激励メール、いただければ嬉しいなぁ・・・


 今年度も押し迫ってまいりましたが、皆さんは如何お過ごしでしょうか?

 このメールニュースでもブログでも何度か取り上げてまいりましたが、いよいよSSCの野球小僧たちとの別れが近づいてきました。3/13がSSC野球部としての卒団式となります。少し前になりますが、今年度、小僧たちが獲得した優勝旗やトロフィー、賞状の一部を全部集めて記念撮影をしました。その写真は私の部屋にも額に入れて飾っておりますが、もの凄いボリューム。良く頑張ったなぁと改めて感心させられました。自慢の息子、娘たちの写真をブログに掲載させてもらおうかなぁ・・・と密かに考えております。卒団式の日には、各個人が持っているメダルを全て持ってきて、参加していただくご父兄の方々や先生たちに見てもらう予定です。メダルだけでもそれぞれが10個近く持っていますので、きっと凄いでしょうね・・・


 さて話題をがらりと変え、社説、コラムのご紹介です。

 このところのニュースを見ていると、腹立ちを通り越して、呆れるというか、あまりにも情けないニュースが多すぎますね。規則違反は確かにダメだとは思いますが、国益と天秤にかければ、どちらが良いのか、一般国民は良く分かっています。あと米国務省の部長さんだか偉いさんだか知りませんが、あまりにも軽率極まりない発言。私、職場では区別はしますが差別はしませんとよく言います。あれは明らかに差別発言ですね。どう取り繕っても修正は出来ません。即刻退場と言いたいところですが、退場だけでは気が済みません。


産経抄 産経新聞コラム 3/9
 
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110309/plc11030902480002-n1.htm
 拝啓 沖縄のみなさまへ。東京は弥生に入っても雪が降りましたが、やんばるのつつじは、もう見ごろでしょうねえ。寒がりの抄子にとってうらやましい限りです。
▼さて、メアという米国務省の偉い人がひどいことを言ったようですね。「沖縄の人々は怠惰でゴーヤーも育てられない」と間違った情報を学生に教え、「沖縄の人々は日本政府に対するごまかし、ゆすりの名人だ」と罵(ののし)ったとか。
▼「ウチナー時間」といわれるほど時間に大らかでも、離婚率が日本一でも怠惰といわれる筋合いはありません。第一、和名でツルレイシというゴーヤーは、宮崎などでも盛んに栽培されていますが、沖縄が出荷量日本一なのは変わりません。
▼「ごまかし、ゆすりの名人」に至っては、何を指しているのかわかりません。まさか、政府が北部振興策や基地対策と称し、湯水のごとく札束をばらまいていることではないはずです。メアという人は何にも知らない素人ですね。
▼と思っていたら、20年近くも日本に住み、沖縄で総領事を3年務め、かりゆしまで着ていたとか。沖縄でよほどいやな経験をしたか正直者かのどちらかでしょう。でも、もっと重要なのは「改憲されていたら、米国の国益を増進するため日本の土地を使うことができなくなっていた」という発言です。
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 次は民主党の切り札とも言われていた仕分け。今回は規制仕分け。

 ある記事を読んでいると、担当大臣が、国民の注目度の高いものに・・・との発言があったようです。勿論、国民の関心事を取り組むことは理解できますが、政治家なら、国民は理解していなくとも、もっと大切な本丸に切り込んでいく姿勢が欲しかったですね。国民向けのパフォーマンスと言われても仕方ありません。国民が理解していないことをこういった機会に理解させることも政治家のお仕事じゃないのかしら?医療業界に居る私としては、混合医療の問題や、医療ツーリズムの問題などにメスを入れて欲しかったところです。


パフォーマンスに終わった規制仕分け 日本経済新聞社説 3/8 http://www.nikkei.com/news/editorial/article/g=96958A96889DE0E6E4E3E4E4E3E2E2EAE2E1E0E2E3E38297EAE2E2E2;n=96948D819A938D96E38D8D8D8D8D
 行政刷新会議の作業グループが7日までの2日間、初の「規制仕分け」を実施した。各府省庁の法令や通達が消費者の利便を損なったり、企業の創意の芽を摘んだりしている事例を明らかにするのが狙いという。
 政権交代後に本格的に始めた事業仕分けのやり方を生かし、インターネット中継や利害関係者からの聞き取りを取り入れつつ、規制の根拠や弊害を指摘した。仕分け人は与党議員と民間人などが務めた。
 議論の過程を公開し、外の目を大切にするやり方は評価できる。しかし取り上げた項目は小粒なものが多かった。市販薬のインターネット販売規制の撤廃問題など、患者と消費者の関心が高いものもあるが、結論は「見直し」と踏み込み不足だった。仕分けの結果が本当に改革につながるのか、疑問が残る。
 規制改革は医療、農業、法務、消費者保護など社会規制の改革の実をどう上げるかが課題だ。自公政権のときも安倍・福田・麻生の3政権はこの点がおざなりだった。
 必要なのは、規制を所管する府省庁と、その背後の既得権者を説き伏せる菅直人首相の力だ。首相は行刷会議の議長である。仕分け人激励のパフォーマンスより、改革実現のための戦略構築に力を注ぐべきだ。
 今回、仕分けで議論したのは医療、環境、農業、消費者の4分野だ。
 医療分野で注目された薬のネット販売は、薬を飲んだ人が副作用に遭う危険が高い分類の薬について、厚生労働省が規制存続にこだわった。薬剤師などによる対面販売の原則を根拠にするが、説得力が乏しい。どうすればネット通販などでも副作
用の危険を小さくできるのかを工夫するのが同省の仕事だ。担当の大塚耕平副大臣の指導力が試される。
 患者が健康保険と保険外診療を同時に利用できない矛盾の解消も長年の課題だ。だが、この「混合診療」の原則解禁の問題は、反対を唱える日本医師会などへの配慮からか、仕分けの対象にさえしなかった。国民の間にも賛否が渦巻くだけに、仕分けに打ってつけのテーマだ。成長を促し、消費者主権を確立する政権公約を果たすために、こうした難しい改革に正面から取り組むべきだ。
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 さてここからは医療関連ニュースに移ります。まずは私の嫌いな「チーム医療」に関するニュース。何度も言いますが、「チーム医療」という用語が嫌いなだけで、多職種連携は医療の本分と思っておりますので、念のため。

 連携医療に対する評価ですが、なかなか難しいのが客観的評価という部分。これは実診療現場においても同じことが言えるわけで、主観的評価がどうしても入り込んできます。患者満足度に至っては完全に患者さんの主観的評価な訳で、目安にはなりますが、本当の意味での客観的評価にはならないと思いますが・・・接遇いかんでかなり左右しますものね。


チーム医療の評価視点と方法を提示 チーム医療推進方策検討WG CBニュース 3/7
 
http://www.carenet.com/news/det.php?nws_c=20091
 チーム医療推進方策検討ワーキンググループ(WG、座長:山口徹虎の門病院院長)は2日、今までの議論をまとめた「チーム医療推進のための基本的な考え方と実践的事例集(案)」について検討した。今までガイドラインとされていたものを基本的な考え方として編集し、チーム医療の事例は事例集としてまとめた。近森正幸委員(近森病院院長)は「急性期や回復期、在宅で異なるチーム医療を説明するには▽職種間で協働作業の多い形▽一部分で協働する形▽専門部隊型▽病棟配属型―といった概念で考えるべき」と提案し、それを元に同案を練り直すこととした。
 またチーム医療の評価方法の素案が事務局から提示され、基本的な考え方となる評価の視点と評価方法が明らかにされた。
 評価の視点は(1)治療効果、合併症減少などの「医療の質」(2)診療報酬や費用対効果といった「経済的視点」(3)患者満足度や治療への理解といった「患者の視点」(4)生産性向上や負担軽減、満足度といった「職員の視点」―の4つ。
 評価方法は「客観的・定量的なアウトカム評価が望ましいが、それのみでは評価困難な内容も多い」との前提から、平均在院日数短縮や合併症減少といったアウトカム評価に加えて▽推奨される治療の実践などのプロセス評価▽専門職種の配置や電子カルテを活用した情報共有などのストラクチャー評価―も併用することが提案された。
 厚生労働省は2011年度予算で、チーム医療の実証事業に約3億6000万円を計上しており、同WGのチーム医療評価項目を決定するため、40施設ほどで実証事業を実施する見込み。どの分野のチーム医療を実証事業の対象とするかについて、鈴木紀之委員(筑波メディカルセンター病院法人事務局次長・副院長)は「このWGの目的は、日本全体のチーム医療の底上げ。DPC病院はデータがそろっていて評価しやすいが、そうした病院を対象とするのではなく、機能評価を受けていてチーム医療がまだまだの病院を選んではどうか」と指摘した。近森委員は「高齢化社会に役立つチーム医療の評価として、栄養サポートチームとリハビリ、加えて急性期病院から在宅までの受け皿をどう実践するかといった方向で実証事業の病院を選んでは」と述べた。
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 お次は疲労に関する話題。

 私自身、慢性的な疲労感はしばしば感じますが、慢性睡眠不足という原因がはっきりしているため、慢性疲労症候群とは違うと思います。疲労に関して神戸に2拠点あるなんて全く知りませんでした。私などが施設に伺ったとしても恐らく門前払いでしょうけど。でもね、かなり疲れているときにも「新井さんはいつも元気やね」なんて言われると、疲れが増してみたり、カラ元気を出して後でもっと疲れてみたり・・・元気なふりをするというのも結構辛いものなのです。

 慢性疲労症候群に関して分かりやすいサイトがありましたので、一部引用とご紹介しておきます。また診断基準も掲載しておきます。


慢性疲労症候群の基礎知識
 
http://saiban.sakuramilan.com/

慢性疲労症候群とは
 極度の疲労(強い消耗感、極端なスタミナ不足)が一日中もしくは一日のほとんどの時間、生じている状態が長期間続く状態のことをいいます。
 人間だれでも疲労を感じることはあります。
 大抵は休養や睡眠をとることで疲労は回復されますが、中にはどんなに休養や睡眠をとっても疲労が回復されない場合があります。
 このようにいつも疲労を感じている人は、男性の5人に1人、女性では3人に1人いると言われています。
 長い労働時間、ストレスなどで、慢性的な疲労を感じる場合がありますが、このような要因が全くないにも関わらず、慢性的な疲労、それも日常生活に支障をきたすほどの極度の疲労を感じる人も少数ながらいるのです。
 この場合、慢性疲労症候群(Chronic Fatigue Syndrome)であることが疑われます。
 アメリカでは慢性疲労免疫障害症候群(CFIDS)として知られています。

慢性疲労症候群の診断基準 厚生省CFS診断基準試案(平成7年3月、一部改変)
A.大クライテリア(大基準)
 1.生活が著しく損なわれるような強い疲労を主症状とし、少なくとも6ヵ月以上の期間持続ないし再発を繰り返す(50%以上の期間認められること)。
 2.病歴、身体所見、検査所見で別表に挙けられている疾患を除外する。
B.小クライテリア(小基準)
 ア)症状クライテリア(症状基準)
  (以下の症状が6カ月以上にわたり持続または繰り返し生ずること)
   1.徴熱(腋窩温37.2~38.3℃)ないし悪寒
   2.咽頭痛
   3.頚部あるいは腋窩リンパ節の腫張
   4.原因不明の筋力低下
   5.筋肉痛ないし不快感
   6.軽い労作後に24時間以上続く全身倦怠感
   7.頭痛
   8.腫脹や発赤を伴わない移動性関節痛
   9.精神神経症状(いずれか1つ以上)
       光過敏、一過性暗点、物忘れ、易刺激性、混乱、思考力低下、集中力低下、抑うつ
   10.睡眠障害(過眠、不眠)
   11.発症時、主たる症状が数時間から数日の間に出現
イ)身体所見クライテリア(身体所見基準)
  (少なくとも1カ月以上の間隔をおいて2回以上医師が確認)
   1.微熱
   2.非浸出性咽頭炎
   3.リンパ節の腫大(頚部、腋窩リンパ節)
◎大基準2項目に加えて、
 小基準の「症状基準8項目」以上か、「症状基準6項目+身体基準2項目」以上を満たすと「慢性疲労症候群(CSF)」と診断する。
◎大基準2項目に該当するが、
 小基準で診断基準を満たさない例は 「慢性疲労症候群(CSF)の疑いあり」とする。
◎上記基準で診断された慢性疲労症候群CSF(「疑いあり」は除く)のうち、感染症が確診された後、それに続発して症状が発現した例は「感染後CSF」と呼ぶ。


「疲労」研究で世界リード 神戸の2拠点 神戸新聞 3/8
 
http://www.kobe-np.co.jp/news/iryou/0003852273.shtml
 過剰なストレスにさらされている現代人。日本では就労人口8千万人のうち4割近くが半年以上続く慢性疲労を自覚し、経済損失は医療費を除いて年間1兆2千億円に上ると試算される。これに対し、疲労の研究と治療で世界をリードする二大拠点が神戸市内にあり、成果を挙げている。その最前線を追った。
 慢性疲労のうち、原因不明の激しい疲労感で生活に支障が出る状態を、「慢性疲労症候群」と呼ぶ。国内の患者数は30万人程度とみられるが、他の病気と間違われたり、単なる「怠け」と誤解されたりして、的確な治療が受けられないことも多い。客観的な診断法が確立していないため、医師でさえ理解が十分とはいえない状況だ。
 二大拠点のうち、理化学研究所(理研)分子イメージング科学研究センター(同市中央区)は、体内でエネルギーを作る物質の減少や、作業する際の脳の使い方のバランスを見るといった客観的な診断法を研究。同センターもかかわる厚生労働省の研究班も2009年度から、心拍数の変動などの診断法を患者に試し、有効性を調べている。
 渡辺恭良センター長は2月、大阪市であった公開講座で明かした。「来年中には(簡単に疲労の度合いが分かる)疲労度計ができると思う」
 一方、疲れが抜けないと感じる人は年々増えており、「抗疲労・癒やしビジネス」の市場規模は20年度には12兆円に膨らむとの試算もある。
 渡辺センター長によると、鳥の胸肉やカツオの筋肉などにある物質が、疲労の一因とされる細胞の酸化を抑えることが判明。他にも4種類の主な疲労緩和物質を特定し、これらを使った調理法を日本料理店などと協力して考案している。
 さらに、植物の緑の葉に含まれる香りに疲労を緩和する効果があることも実証し、企業の製品化にも協力。例えば寝具や風呂と組み合わせるなどし、「抗疲労製品を世界に発信したい」(渡辺センター長)と意気込む。
 二大拠点のもう一つは、神戸市西区の兵庫県立総合リハビリテーションセンター内にある「子どもの睡眠と発達医療センター」。睡眠障害で年間約200人の患者が新たに訪れるが、うち9割程度が不登校の状態で、いずれも慢性疲労症候群か、それに近い症状。朝起きられず、学校の時間帯に十分活動できない。
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 さてここからはメインニュースを含めがん関連ニュースをご紹介します。読んでそのままなので、メインニュースを除く3篇についてはコメントをつけません。


前立腺がん悪化の原因特定 遺伝子変異とタンパク質 共同通信 3/8
 
http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011030701000712.html
 前立腺がんでホルモン療法が効きにくくなる遺伝子変異と、症状悪化を促しているとみられるタンパク質をマウスの実験で見つけたと、東京大分子細胞生物学研究所の加藤茂明教授らが7日付米科学アカデミー紀要電子版に発表した。
 京都府立医大、神戸大などとの共同研究。
 前立腺がんの多くには男性ホルモンがかかわり、初期には薬でホルモンの作用を
抑える治療法が効くが、やがて効かなくなり治療法が限られる。今回見つけたタンパク質は人間の前立腺がん細胞にも多くあり、その働きを抑える薬を開発すれば、新しい治療法につながる可能性があるという。
 加藤教授らは、ホルモン療法が効きにくくなった人間の前立腺がん細胞では、細胞表面にある男性ホルモン受容体の遺伝子の特定の場所に変異があることが多いことに注目。この場所に変異があるマウスを作ると、通常のマウスより前立腺がんが
急速に悪化することを確認した。
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がんを生きる:36歳会社員の場合/上 人生を考える転機に /大阪 毎日新聞 3/6
 
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20110306ddlk27040169000c.html
◇つらい闘病、家族の有り難さ痛感
 主婦の妻と2人の幼い子どもを持つ、働き盛りの36歳会社員。ある日突然、がんを宣告されたら……。
 現在大阪市住之江区のガス導管・材料商社「新和産業」に勤める川上秀和さん(41)=京都市下京区=は05年12月30日、突然、「キーン」と左耳筋から頭にかけて痛みを感じた。微熱と首のしこりも現れ、年明けに当時の勤務先の広島市内で病院の診察を受けた。血液のがん・悪性リンパ腫の一種「非ホジキンリンパ腫B細胞型高悪性度悪性リンパ腫4期(バーキットリンパ腫)」だった。
 「やばすぎる。死ぬのか」。診察室で川上さんは体が固まった。無限にあると思っていた人生の時間が有限になったと感じた。妻由美子さん(41)と小学1年の長男、園児の長女の顔が目に浮かんだ。隣で凛(りん)とした様子で医師の説明を聞いていた由美子さんは涙を流し、「頑張ろう」と一言だけ言った。転職10年目だった会社に事情を話し、休職した。
 06年2月、入退院を繰り返す生活が始まった。抗がん剤投与や白血球をコントロールする治療は第6クールまで続いた。高熱で意識が無くなりかけたり、副作用で髪が抜け、激しい口内炎に苦しんだ。友人らから励ましの手紙が届いたが、暗に「死なないか、大丈夫か」ととれるものもあり、「治ります、ご安心を」と自分を鼓舞するように返信した。同年7月の長女の6歳の誕生日は自宅で過ごせたが、「来年は一緒に祝えないかもしれない」という不安が脳裏をよぎった。
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がんを生きる:36歳会社員の場合/下 復帰早めた会社の温情 /大阪 毎日新聞 3/7
 
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20110307ddlk27040175000c.html
◇患者会の存在、不安を軽減
 血液のがん・悪性リンパ腫で死への恐怖と向き合いながら、約1年間闘病生活を送った会社員、川上秀和さん(41)=京都市下京区。闘病中、家族や友人はもちろん、会社のバックアップと患者会の存在が心の支えになった。
 「温かい会社を目指そう」。川上さんが治療を始めた当時、川上さんが勤める新和産業(大阪市住之江区)社長だった井口昭則さん(63)=現同社会長=は広島市内の病院で治療中の川上さんを見舞い、その後社内に対応を指示した。創業約60年、社員約70人の中小企業で、長期療養者は川上さんが初めてのケースだったからだ。
 それまでの就業規則では「休職期間中の給与は支給しない」としていたが、06年4月に「別途定める」と改定。川上さんは入院から職場復帰までの約1年間、給与をもらい続けることができた。「自分はもちろん、家族が落ち着いて日々を過ごすことができた」と川上さんは感謝する。
 井口さんは「大企業ほどではない」と謙遜するが、「『長期戦』に耐えられるよう、また次に長期療養者が出ても対応できるように就業規則を変更した。中小企業にとって厳しい時代だが、会社の存続のためには社員の幸せがないといけないと思うから」と語る。
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 ここからメインニュースに移ります。

 がんリハビリについて聞いたことはありましたが、具体的な内容については全くの素人状態。ということで、学習してみました。こんなもん知ってるや、という方がおられたら長々とごめんなさい。


がんのリハビリテーション
 
http://www.cancer-reha.com/
 高齢化社会に突入しつつある今日、わが国でもリハビリテーションという言葉は医療や福祉の分野で盛んに用いられ、患者の QOL 向上を目指したリハビリテーションの重要性は一般の人にまでかなり浸透してきました。しかし、がん医療の分野ではどうでしょうか? 欧米ではがん治療の重要な一分野としてリハビリテーションが位置づけられていますが、我 が国では、今までがんセンターなどの高度がん専門医療機関において、リハビリテーション科専門医が常勤している施設はほとんどなく、療法士もわずかという寂しい状況にあります。
 「がんのリハビリテーション」には、がん医療全般の知識が必要とされると同時に、運動麻痺、摂食・嚥下障害、浮腫、呼吸障害、骨折、切断、精神心理などの障害に対する専門的な知識や技術が必要です。がん治療の進歩とともに、障害の軽減、生活能力の改善を目的としてリハビリテーションの介入を行う必要性は今後さらに増えていくことは間違いありません。
 従って、がん医療に携わるスタッフは、「がんのリハビリテーション」の知識やテクニックを身につけておく必要があります。しかし、今日までリハビリテーション専門職に対する「がんのリハビリテーション」の研修プログラムは存在せず、看護の立場からも、がん患者に対するリハビリテーション・ナーシングに関する専門的な教育はなされていないのが現状 です。また、「がんのリハビリテーション」に関して系統的に記載された和文の専門書はごく限られたものしかありません。欧米と比較して、がんのリハビリテーションの普及・啓発、教育・研究体制、がん専門医療機関における実際の臨床現場での役割等に関して、その対応が遅れていることは否めない事実であり、がんの時代が到来しつつある現在、積極的な取り組みが必要とされています。
 本ホームページは、いまだ立ち後れた状況にある「がんのリハビリテーション」に関する情報発信サイトとして、慶應義塾大学がんプロフェッショナル養成プランの事業の一環として、2009年2月に開設いたしました。
 本サイトは、実際に日常の臨床でがん医療に携わっておられる医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、管理栄養士、歯科衛生士、臨床心理士、ソーシャルワーカー等の多職種スタッフの方々の臨床業務に役立つ情報、臨床研究に関
する情報、講習会や研究会のお知らせなど、医療関係者の方を対象にしたサイトを中心に構成されていま す(将来的には一般の方向けのサイトも充実させていきたいと考えています)。
 本サイトが、がん医療の質の向上に貢献し、がん患者さんの QOL 向上の一助となることを心から願っています。


がんのリハビリの分類
 
http://www.cancer-reha.com/saizensen/2-3bunrui.htm
( 1 )予防的( preventive )リハビリテーション:
 がんと診断された後、早期に開始。手術、放射線・化学療法の前もしくは後すぐに施行。機能障害はまだない。その予防を目的とする。
( 2 )回復的( restorative )リハビリテーション:
 治療されたが残存する機能や能力をもった患者に対して、最大限の機能回復を目指した包 括的訓練。機能障害、能力低下の存在する患者に対して、最大限の機能回復を図る。
( 3 )維持的( supportive )リハビリテーション:
 がんが増大しつつあり、機能障害、能力低下が進行しつつある患者に対して、すばやく効果的な手段(例えば、自助具やセルフケアやコツの指導など)により、セルフケアの能力や移動 能力を増加させる。拘縮、筋萎縮、筋力低下、褥創のような廃用を予防することも含まれる。
( 4 )緩和的( palliative )リハビリテーション:
 末期がん患者に対し、その要望を尊重しながら身体的、精神的、社会的にQOLの高い生活 が送れるようにする。温熱、低周波治療、ポジショニング、呼吸介助、リラクセーション、補装 具の使用などにより、疼痛、呼吸困難、浮腫などの症状緩和や拘縮、褥創の予防などを図る。

がん患者リハビリテーション料について
 
http://d.hatena.ne.jp/zundamoon07/20100304/1267702636
 2010年度診療報酬改定で、がん患者リハビリテーション料 200点(1単位につき)、が新設された。厚生労働省:第169回中央社会保険医療協議会総会資料の中にある資料(総-1)(PDF:2,050KB)、46~47ページより該当部分を引用する。

3.がんに対するリハビリテーションの評価
 がん患者が手術・放射線治療・化学療法等の治療を受ける際、これらの治療によって合併症や機能障害を生じることが予想されるため、治療前あるいは治療後早期からリハビリテーションを行うことで機能低下を最小限に抑え、早期回復を図る取組を評価する。
○新 がん患者リハビリテーション料 200点(1単位につき)
[算定要件]
 (1) 対象者に対して、がん患者リハビリテーションに関する研修を終了した理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が個別に20分以上のリハビリテーションが提供された場合に1単位として算定する。
 (2) がん患者に対してリハビリテーションを行う際には、定期的な医師の診察結果に基づき、医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、社会福祉士等の多職種が共同してリハビリテーション計画を作成すること。
 (3) がんのリハビリテーションに従事する者は、積極的にキャンサーボードに参加することが望ましい。
[対象患者]
 (1) 食道がん・肺がん・縦隔腫瘍・胃がん、肝臓がん、胆嚢がん、膵臓がん、大腸がんと診断され、当該入院中に閉鎖循環式麻酔により手術が施行された又は施行される予定の患者
 (2) 舌がん、口腔がん、咽頭がん、喉頭がん、その他頸部リンパ節郭清を必要とするがんにより入院し、当該入院中に放射線治療あるいは閉鎖循環式麻酔による手術が施行された又は施行される予定の患者
 (3) 乳がんに対し、腋窩リンパ節郭清を伴う悪性腫瘍手術が施行された又は施行される予定の患者
 (4) 骨軟部腫瘍又はがんの骨転移により当該入院中に患肢温存術又は切断術、創
外固定又はピン固定等の固定術、化学療法もしくは放射線治療が施行された又は施行される予定の患者
 (5) 原発性脳腫瘍又は転移性脳腫瘍の患者で当該入院中に手術又は放射線治療が施行された又は施行される予定の患者
 (6) 血液腫瘍により当該入院中に化学療法又は造血幹細胞移植を行う予定又は行った患者
 (7) がん患者であって、当該入院中に骨髄抑制を来しうる化学療法を行う予定の患者又は行った患者
 (8) 緩和ケア主体で治療を行っている進行がん、末期がんの患者であって、症状増悪のため一時的に入院加療を行っており、在宅復帰を目的としたリハビリテーションが必要な患者

[施設基準]
 (1) がん患者のリハビリテーションに関する経験(研修要件あり)を有する専任の医師が配置されていること。
 (2) がん患者のリハビリテーションに関する経験を有する専従の理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の中から2名が配置されていること。
 (3) 100m2以上の機能訓練室があり、その他必要な器具が備えられていること。


【毎日新聞社 2011/03/06】
 医療ナビ:がんのリハビリ 今年度から保険適用になり、徐々に普及
 
http://mainichi.jp/select/science/news/20110306ddm013100050000c.html
=================================================
◇手術前開始、回復早める
◇呼吸法、筋トレ…効果高く 専門医不足、病院の体制課題
 病気や事故、手術などによって体に障害を負った後から行うものというイメージが強いリハビリテーション。だが、急な手術などが少ないがんでは、手術前から適切なリハビリを導入することにより、手術後の身体機能の回復を早め、生活の質を向上させることができる。10年度から、化学療法なども含めたがんの治療前後のリハビリが保険適用になり、取り組む病院が徐々に広がっている。
 早期の食道がんが見つかり、1月末に慶応大病院(東京都新宿区)に入院した町田市の男性会社員(48)は手術を待つ5日間、腹式呼吸や、たんをうまく吐き出すための息の吐き方などを練習した。
 この男性の場合、頸部(けいぶ)や胸部、腹部を切開する手術が必要で、身体に大きなダメージを与えることが予想された。こうした場合、痛みで深い呼吸ができなくなり、肺活量が健康時の4割ほどに落ちるケースもある。また、せきをすると痛みが増すため、たんをうまく排出できなくなり、肺炎の原因になることもある。
 主治医から男性の手術前リハビリを依頼された同病院の辻哲也講師は、事前に深くゆっくりした呼吸のコツを身につけてもらおうと「呼吸リハビリ」を指導した。さらに、食道を摘出すると、食べ物がのみ込みにくくなったり、声が出にくくなることも説明した。
 男性は約8時間がかりで食道をほぼ全部摘出する大がかりな手術を受けた。2日後には立って歩く訓練を始めた。男性は「最初は50メートルほどしか歩けなかった。事前に、早く起きて歩いた方がいいと聞いていたのでできた」と振り返る。
 「昔は『手術後は安静』が常識だったが、寝たままだと体力が落ちるし、たんもたまりやすい。なるべく早く離床した方がいい」と辻さん。抗がん剤の使用などで体力が落ちた患者が手術を受ける場合には、事前に歩行訓練や筋力トレーニングをすることもある。
 辻さんが以前勤務していた静岡がんセンターで、手術前後に呼吸リハビリを実施した食道がん患者109人を調べたところ、後に肺炎になった患者は10人。これは、手術前の呼吸リハビリをしない場合に比べて3分の1以下だという。
 このほか、乳がん手術の前にリンパ浮腫を予防するための体操を覚えたり、舌がんや咽頭(いんとう)がんの手術に備えて発声法を練習するなど、さまざまながんに対して治療前のリハビリが有効だ。手術前にリハビリ担当チームと顔を合わせることで、患者の不安を取り除き、スムーズに手術後のリハビリに移れる効果もある。
 辻さんは「医学の進歩でがんが不治の病ではなくなり、がんと共存しながら生活の質を向上させることが重視される時代になった。入院日数も短縮でき、病院の経営者にとっても魅力的なはずだ。がんのリハビリの需要はますます高まるだろう」と話す。
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[ひらめき] PADM(パダム):遠位型ミオパチー患者会へのご協力お願い [ひらめき]

    遠位型ミオパチーという病気をご存知でしょうか? 
    筋肉そのものに原因があって、筋力が低下する「ミオパチー」といわれる疾患の中で治療法が全くなく、
    体幹部より遠い部分から徐々に筋力が低下していく非常に重い筋肉の進行性難病です。
    100万人に数名といわれる希少疾病ですが、2008年に「遠位型ミオパチー患者会」が発足しました。
    この患者会のみならず遠位型ミオパチーという病気をより多くの方々に認知していただき、一人でも
    多くの方々に賛同していただき、患者会の目標を達成することが目標です。その一つに「難病認定」
    があります。この「難病認定」のためには「署名活動」が必須であり、皆さんのご協力が必要です。
    宜しくお願いいたします。        
          http://enigata.com/index.html


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 現代の医療においては、客観的根拠を基に病態解析などがなされ、EBM(Evidence based Medicine)の根幹として臨床検査データは位置付けられています。このような重要なポジションに居ながら、我々自身の待ち受け体質は根強く、我々臨床検査技師自身が何をするべきなのか、また何が出来るのかを真剣に考えるべきであり、後進の方々に良い道を残すためにも、一般の方々に臨床検査技師をまず知っていただく、ということが必要なのだと思います。そのような趣旨から各種サイトランキングにも登録しておりますので、バナーをクリックしていただければ幸いです。

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         NHO神戸医療センター
         臨床検査技師長
                新井 浩司

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