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1104-339号 京都医療センター・伏見医師会/臨床研究を軸に病診連携を展開 骨粗鬆症テーマに診療水準向上目指す [kensa-ML NEWS]

皆さん、おはようございます。神戸の新井です。ちょっとご無沙汰しておりました[ふらふら]
11月に入り最初のメールニュースとなります。

 この時期は例年ですと国立病院総合医学会も終わり、半月ほどはのんびりする時間も多少あるのですが、今年は院内外ともに色々と有り過ぎて慌ただしいの一言です。貧乏暇無しを地で行く様相を呈してきております[がく~(落胆した顔)]

 先日の寒冷前線通過後、気温もぐっと下がり、すっかり冬と言って良いほどの寒さとなりました。今朝も寒いですねぇ[ダッシュ(走り出すさま)]

 新型インフルエンザも猛威をふるっていますね。私の周辺でも身近なものとしてごく当たり前のような光景となってきました。相変わらず通勤車内のマスク着用率は一割程度。恐らく不顕性感染をおこしている方も多数おられるかと思います。あまりにもの危機管理意識と言うか、公衆道徳の無さに唖然・・・です[むかっ(怒り)]

 さてこのところ、政策医療関連業務がちょっと慌ただしくなってきました。この業務、私自身がやり始めてまだ10年ほどですが、非常に多くの方々のご尽力、ご指導とご協力のおかげで、ようやくスタートラインにつけるかというところまで来た感があります。そもそもこの業務を私自身が本格的にやり始めたのは、当時国立京都病院に在籍中、臨床研究センターの部長に「内分泌専門医研修会を開催するので、臨床検査部門として何か話してくれないか?」と気軽にお声をかけていただいたのが、大きな切り口となって現在に至ります。京都を離れてからも何かとお世話になっている先生なのですが、記事にも紹介されている成瀬光栄部長その方なのです。相変わらず精力的に活動されているお姿は、私にとって「師」です。まさに「継続は力なり」「背中で仕事を見せる」を実践されているんだなぁ・・・と、こちらも改めて気が引き締まる思いです。

 臨床検査部門においては、臨床研究にしろ、治験にしろ、実診療にしろ、大きなエビデンスの基が「臨床検査データ」ですから、我々にしか出来ない分野、すなわち精度保証と互換性向上を更に目指したいですね[ぴかぴか(新しい)]


【Japan Medicine 2009/11/02】
 京都医療センター・伏見医師会/臨床研究を軸に病診連携を展開 骨粗鬆症テーマに診療水準向上目指す

 
http://www.m3.com/news/GENERAL/2009/11/2/110393/
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 国立病院機構京都医療センター(京都市伏見区)と地元開業医によって、骨粗鬆症の臨床研究を通じた医療連携が展開されている。開業医が簡単に患者データを入力、共有できるウェブサイトを構築。7月には日本骨代謝学会で、集積データを基に中間解析結果を発表した。あくまでも病診が「対等な立場で役割分担」し、連携・研究を進めているのが特徴。今後の患者増が予想される慢性疾患をテーマに据え、地域医療の診療水準向上を後押しする。
 京都医療センターはこれまでも積極的に病診連携に取り組んできたという。しかし病診の役割分担を重視する中、個々の紹介患者への対応にとどまらず長期的展望に立って、適切な医療を継続的に提供できる体制整備の必要性を感じていた。
 同センター内分泌代謝高血圧研究部の成瀬光栄部長はその目的達成のため、特定の疾患に関する地域医師とのチームを作り、前向きコホート研究を軸に病診連携を推進する試みを提案、実践を始めた。対象疾患には骨粗鬆症を選択した。
 骨粗鬆症を取り上げた理由として、長期的にQOLに重大な影響を及ぼす疾患であることや、糖尿病の合併症として増加傾向にある点を指摘。さらに「骨粗鬆症はメタボリック症候群などと比べて取り組みが遅れている」状況であると付け加える。
 臨床研究を通じた連携推進への取り組みはおよそ3年前にスタート。成瀬氏と辻光医師(辻医院)が地元開業医に働き掛け、手を上げた10施設が参画する「伏見ボーンスタディーグループ」を結成した。
 成瀬氏によると、京都医療センターと医師会のクリニックが、地域の日常診療を同じ目線で役割分担するネットワークを組んだのが大きな特徴。同センターは倫理審査を含めた臨床研究のノウハウ提供を基本とする「事務局の役割」を担い、地元開業医が研究・治療の「主役」を務めているという。
 成瀬氏は「地域の骨粗鬆症診療の水準向上を目指すためのチーム。役割が異なるだけで対等な立場で、との考えを基本姿勢とした」と説明する。

登録サイトでデータ収集 中間解析結果を学会発表
 具体的には、参加医師は骨量減少を疑う患者において骨密度を測定。測定データは、ウェブ上に作成した登録サイトに入力される。
 登録では年齢、性別、骨密度など骨粗鬆症のガイドラインに沿った情報を入力の必須項目に設定した。仮に数値の入力ミスがあっても、入力データを論理的にチェックし、エラーを見つけ出すシステムも整備。患者が治療基準に合致していない場合には、対象から除外されるようにもなっているという。
 治療経過は骨密度測定を半年ごとに行い、登録サイトに記録。自院も含めた「伏見ボーンスタディーグループ」全体の状況は、ウェブ上で閲覧できる仕組みになっている。
 臨床研究では<1>50歳以上85歳以下で<2>腰椎骨密度がYAM(若年成人の骨量を100とした場合の割合)<70%の患者に対し、<3>尿中DPD測定後にアレンドロネート(35mg/週1回)を投与。<2>に関しては、70≦YAM<80%の閉経後女性または男性で(1)過度のアルコール摂取(2)現在の喫煙(3)大腿骨頚部骨折の家族歴-のいずれかがある患者も治療対象とした。
 6カ月間の投与後に中間解析(144例)を行ったところ、腰椎のYAM<80%の患者が全体の48%を占めていたことが判明。YAM<70%の骨粗鬆症基準に該当する患者は19%も確認された。
 成瀬氏はこの結果について、「医師の判断で骨密度を測定した患者なので当然、骨量減少の頻度は多くなるが、50歳以上では予想以上に骨量減少、骨粗鬆症の割合は高い。今後の高齢化の中で大きなインパクト」と考察する。中間解析結果は伏見ボーンスタディーグループの成果として、骨代謝学会で報告された。

DB化し治療の長期基盤に
 試験は半年間を区切りとして開始されたが、来年夏までの延長が決定。成瀬氏は「骨の研究なので、できれば5年は続けたい」と語る。
 また研究継続によるデータ収集が進めば伏見地域における骨粗鬆症のデータベースとなり、治療の長期的基盤が構築できるとも見通す。「もう少しデータを出せれば地域の医療機関に対し、骨密度測定など骨粗鬆症治療へのより積極的な取り組み推奨のメッセージになる」と期待する。
 成瀬氏が推進する臨床研究を活用した病診連携推進のオンラインでの仕組みは、開業医の協力が得られさえすれば全国どの地域でも応用が可能だ。すでに埼玉でも同センターのシステムを活用した病診連携が動き出しており、症例登録も始まっているという。慢性の代謝疾患に対する臨床研究と病診連携推進を合体した取り組みとして注目される。
・・・ネットでもご覧下さい


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